院長の糖尿病ノート

境界型糖尿病・糖尿病予備軍といわれたら

2017.04.18

「境界型」「予備軍」とはどのような状態でしょうか?

境界型とは、ブドウ糖負荷試験にて正常型にも糖尿病型にも属さないものをいいます。

境界型には、糖尿病発症過程、糖尿病が改善した状態など、いろいろな状態が含まれます。

予備軍も、境界型とほぼ同じ意味で用いられています。

境界型の問題点は、正常型に比べて今後糖尿病を発症する危険性が高く、脳卒中や心筋梗塞などに繋がる動脈硬化症の危険性も高いので、血糖値の改善や、定期的な検査が必要です。

決して、「糖尿病じゃなくて、境界型(予備軍)でよかった!」と安心はできないのです。

早めに改善に取りかかりましょう。

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